2014/07/29

サン



愛しのサン
今日は愛犬サンの四十九日

サンは亡くなってしまった
人間が大好きで、優しくて、甘えん坊で、臆病な犬だった
わたしの周りの人たちもサンと会って、サンを好きになってくれた
でも、そんなサンはもういないの
ゴールデンのあの美しい毛並みももう撫でられない
「サン」と呼んでも何も来ない
空へ飛んでいった

サンのお葬式、母が育てたお庭の白い紫陽花をサンの周りいっぱいに包んだ
安らかな寝顔にとても似合うお花を
ただ、眠っているようにしか見えなかった

サン、元気かい?
友達はできたかい?
お腹空かせていないかい?
寂しくはないかい?
怖くはないかい?
心配だよ

サンのお骨はまだ仏壇にある
そのうちお庭に埋めて、木を植えるの
梅の木を
サンは気に入ってくれるかしら

ばいばいサン
ありがとう
わたしはまだまだ生きるよ
見守っててね
愛してる